ツェリードニヒの言葉から
テータについて確実に何か
勘付いていると言っていい。
眉間に銃弾を打ち込んだテータ。
あの瞬間にセンリツのフルートが
聞こえたことで難を逃れたように
見えていたが、
実際は違うだろう。
すでに霊獣に嘘を見抜かれて
マーキングをされている。
次で人間ではなくなるテータ。
更にツェリードニヒにも気付かれている
状況と言える。
ツェリードニヒの今の気持ちとは。
Contents
ツェリードニヒの言葉
ツェリードニヒはテータの
ことをほのめかすように
裏表のある女性が可愛いと
言い始めていた。
これは確実にテータを
指していると言っていい。
これが、
あの脳天炸裂事件のことで
言っているのか、
それとも元々気付いていたのか。

(冨樫義博/集英社/ハンターハンター)
この後に、
すぐにフルートが聞こえて
次の瞬間にはツェリードニヒは
後ろにいた。
そして、
霊獣からの言葉。
この霊獣が知り得た情報が
ツェリードニヒにも与えられている
ということもあるだろう。
ツェリードニヒの猜疑心が
生み出した存在であろう霊獣。
嘘を二回つけば、
従順な化物がツェリードニヒの
駒として手に入る。
そんな能力であると想像出来る。
残虐性の王とも言うべく
ツェリードニヒだけにテータの事も
駒として可愛がろうと
思っているのかもしれない。
テータが変える
もう一つは、
本当にテータの事を可愛いと
思っているパターン。
確かに、
ツェリードニヒにとっては
テータは特別な存在と言えるだろう。
もしそうなら、
本当に最後まで生き残る護衛
ということも十分にある。
それでも霊獣の被害に合う人物が
最低一人は必要となる。
近々でその可能性があるのはテータ。
そしてサルコフか。
ツェリードニヒの話に対して
嘘をつけないというのは
かなりのリスクとなる。
すでに念能力をマスターしかかっている
この状況からみて、
手合わせのときにサルコフが
そのまま死んでしまうということもある。
そんな凶悪すぎるツェリードニヒの心を
テータが変えるということはあるのか。
テータは自分がツェリードニヒを
撃ち殺したときに
自分も追いかけると考えていた。

冨樫義博/集英社/ハンターハンター
元々こんな王子でも
仕えてきているテータ。
言ってみれば、
一番分かっている人間と言えなくもない。
危険すぎる嗜好と思考。
それがなければ、
きっと王としても頭の切れる
素晴らしい人間になったという
可能性も考えているのか。
テータによって変化があれば
ツェリードニヒが暗黒大陸において
重要な任務を担う人物になる
という事もありえる。
全てはテータの動き次第か。